もりや小児科医院Moriya Pediatric Clinic

現代の日本において事前の血液型検査は必要ありません


医療機関側では保護者が告げた血液型を鵜呑みにしません。過去には口頭確認だけで輸血し間違ってしまった事例(異型輸血)があり、ほとんどの裁判で医療機関側が敗訴しております。

輸血処置をする場合は必ず血液型を再検査し、そしてもらう側と提供者との血液を混ぜあわせて問題がないかをチェックします(
クロスマッチテスト)。

かなりの出血で緊急輸血しなければならない場合も極めてまれにあります。
検査が間に合わずに輸血する際はO型が用いられます

幼稚園などに年1回程度業者が訪れるところもあるようです。確か¥1,000以下で検査できたと記憶しております。

保育園などの提出書類に血液型の記載が必要な方はO型と記載しておいてください。

なお、
16歳を過ぎたら献血しましょう。献血の際には血液型はもちろん、その他の肝炎等の感染症もチェックしてもらえます。また、世界仰天ニュースなどにもでてくるような特殊な血液型もスクリーニング検査してもらえているはずです。

P.S.実は我が子の血液型を知っておりますm(_ _)m。他の血液検査をする際に行いました。ついでの際におこなって戴ければ収益もでるので喜んで行います(^_^)v。